諸行無常を生きる

今月26日、引き出しの中を整理していると33年前のいとこの結婚式の引き出物、テレホンカード(この当時流行っていた)が出てきた。あの頃を懐かしく思い出しながら若かりし頃を思い出した。

そして、私達は今日いとこの奥さん(姉の親友)のお通夜に行ってきました。

20年前38歳の時に、乳がんを発病し3年前肝臓に転移。
その当時、子供たちは小学生と中学一年生だったかな?
次男の嫁で有りながら両親(父の姉夫婦)と同居、とても優しい人だったので叔母夫婦にとても良くしてくださって、叔母夫婦はとても幸せでした。叔母夫婦よりも先にあの世に旅立つなんて!

こんな身近な人も救えない!
いとこの思い、子供たちの思い、叔母夫婦の思い・・・・とても辛くて悲しくて、でも何も出来ない!どうすることも出来ない!ただ祈ることしか出来ません!

ただ救われたのは、故人の死に顔がとても美しかったことです。
母が「あ~、綺麗!若いからやっぱり美しいね。綺麗ね!いろいろお世話になりました。有難うございました」と、何度も何度も御礼を言っていました。また、たくさんの方が涙を流してお別れに来てくださっていました。
故人の人柄が伝わり「たくさんの方が来てくれて良かったですね」と、お別れしてきました。

私が死んだらどれだけの人が通夜、葬儀に来てくれるでしょうか?
惜しまれて死んでいくでしょうか?
それは、どれだけの人と関わって生きていくか!どんな付き合い方をするか!
私自身の生き方にあるのでしょうね!
生きること!もう一度自分を振り返って生きていきたいと思います。

この世は諸行無常、自分の思い道りには何一ついきませんが、苦しみの背中合わせに優しさや思いやりの心が存在するものです。人の痛みがわかれば人を大切にします。苦労をした人が惜しまれる理由ですね。
家族を大切にしたいとこの奥さん(姉の親友)はいつまでも家族に愛され、その思いは子や孫に脈々と受け継がれていき、子孫繁栄へと繋がっていくのですね。
死に顔が美しかったのは、家族を愛し人を愛しどんな時も笑顔で一生懸命生き、生き抜いたからでしょうね。

心からご冥福をお祈り申し上げます。合掌

PS.引き続き、心のこもったお葬式がしたい!という次男のご支援宜しくお願いいたします。
https://readyfor.jp/projects/1945inin 合掌

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