祈願祭無事厳修

NHKのあさイチで「篠栗の母」と紹介された祖聖大寺坊守(そしょうだいじぼうもり)真誠(僧名)です。

昨日は祈願祭。無事厳修。

朝、住職さんと滝行。四月というのに水は冷たくしっかり浄化されました(^^)

住職さん、寺内僧侶、信者さん一生懸命お祈り、境内に響き渡る太鼓や鐘、読経は全てを浄化して祈願成就、神仏のお慈悲、ご加護いただきますね。

前日、祈願祭は母の命日なのでお墓参りに行ってきますとラインで祈願のお申し込みの信者さん。

なんと朝早くお墓参り済ませ、娘さんと2人で祈願祭に参加。

この思い、慈悲深いお不動様(仏様)はしっかり受け止めてくださいますね。

勿論、私達も信者さんの思いに応えようと祈りに力が入ります。一生懸命な行動は神仏も人の心も動かしますね。

皆さんも人に影響を与える、人の心を動かす生き方していますか?

さてさて、昨日のおときは当山で採れた筍で筍ご飯と木の芽酢味噌和え、卵焼き、玉ねぎで有名な白石の玉ねぎを頂いたので玉ねぎの蒸し焼き、春菊と人参の胡麻和え、お供えのお下がりで作った林檎の甘煮、勿論お米もお供物。私の熱い思いを込めて作ったお弁当。にプラス信者さんから鶏の唐揚げとあまおう苺をいただき更に心のこもったお弁当になりました。信者さんの思いに感謝🙏

皆さんの思いで作られたおとき、お弁当は先祖供養にご利益あります。

私の師匠の言葉「お接待をされる方のご先祖様もいただく方のご先祖様も食べる事が出来る。地獄の底におちている先祖は食べ物が火になって食べれないけれどお接待は食べると事が出来る」と。

ご先祖様、子孫の功徳に喜んでいますね。

さて、信者さんからのお尋ね

「坊守さんのブログに、お母様の水子ちゃんが横でにっこりと笑っていたと掲載されていたから悪い事ではないと思いますが、主人が私の横で一緒に読経していたのです⁉️。お位牌は仏壇の中にあるのに何故真横にいるの?」と。

私「お遍路の時線香の話をしましたね、あの時の話ですよ」と私の熱い演説?法話から始まり

私「それは連休に四国遍路に行くと決めた前ですか、後ですか?」

信者さん「決めた後です」

私「ご主人様、四国遍路一緒に横に並んでいくのですね。喜んでいますね」

信者さん「主人が横で読経している姿を見て、私1人じゃないんだ。みんな側にいてくれているってやっと思えるようになりました。同行二人、お大師さまも同行してくださるから不安はなくなりました」と。

素晴らしい(^^)

私はまだ1人じゃ不安です。何故ならGoogleマップを頼りに福岡市に行ったのに1時間半かかって目的地に着かなかった私ですからね(笑い)

信者さん信仰の素晴らしさ、実感していますね。そこまで来るには、疑わず信じて精進してきたからこそ得た心の安心(あんじん=安堵)ですね。素晴らしい❤️

お大師さまのお言葉

「真言は不思議なり 観誦すれば無明を除く」

真言を唱えれば、不安迷いは除かれ穏やか安心(あんじん)の光が射してくると言われています。

皆さんも信じて真言(読経)唱えましょう。やらなければ絶対に得ることの出来ない心の安心、安らぎ(^^)

まぁ〜やれば分かる❗️

ですね(笑い) 合掌

私が伝えたいこと
何故生まれて来たのか?
これが分かれば生き方が変わる
お経の意味も遍路の意味も同じこと
私達が目指すもの
真言密教を開かられたお大師さまの思い

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