いろは歌

先日、高野山での教会教使養成講習会で、穴があったら入りたかった!の土産話を信者さんにしました。ご詠歌の講習のとき、いろは歌を歌うのですが、私はいろは歌を歌うと涙が出てくるのです。何度も何度も練習するものだから、号泣してしまうという😭😭😭ボロ泣きでした。ハンカチを忘れたものだからもう大変😨恥ずかしかった😅

そして翌日届いたメールです😊
「昨日も楽しかったです。ありがとうございました。いろは歌、父が好きでした。1年ぐらい前、息があがって1日中殆ど喋らず、只じっと椅子に座っている父を喜ばせたくて、以前副住職様から頂いた、お経のCDを掛けたら、目をつぶり手を合わせて聞いていて、いろは歌の時は、震える手でリズム取りながら、あがる息で一生懸命歌っている姿を思い出しました。父はご住職様のいろは歌が大好きで、いつも「聞きたいな~」と言って尊敬していました。心から神仏が好きで、最後の部屋は窓があったので、毎日窓を指差し、「お父さん、篠栗よお寺よ」と言うと微かに微笑んでました」と、嬉しいメールでした。

いろは歌、心に染みる高野山真言宗の宗歌です。この歌を歌うとき人は自分の人生を振り返り、喜びも苦しみも懐かしく思い出しほのぼのと歌うのでしょうね😊

私はいろは歌を歌うとき、苦しい思いの皆さんの顔を思い出し、どうしたら救いの道に導けるのかな~?そんな思いが脳裏をかすめ歌ってしまう!

誰もが苦しみを乗り越えて覚りの境地に至り、いろは歌を喜びの歌として歌える日を心からお祈りしています。合掌

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