母の施設へ

NHKのあさイチで「篠栗の母」と紹介された祖聖大寺坊守(そしょうだいじぼうもり)真誠です。

今日は皆さんから母にいただいたはちみつと塩昆布とぬいぐるみ待って施設へ。

ぬいぐるみ、袋から取り出すなり

「わぁー可愛い」

膝の上に乗せて、頭を撫でながら、

「あなたの名前は操(そう)ちゃんよ!」と大喜びでした(^^)

はちみつは「苦い薬を飲む時、小さじ一杯のはちみつ飲むよ」と信者さんのおじさんの手作りはちみつに感動していました(^^)

塩昆布は木箱に入った塩昆布を取り出しながら「これは高級品よ」とひとつまみ「美味しいー」と。

「有り難いね、みなさんに宜しく御礼を伝えてね」と、帰るが帰るまでずっと言っていました。

皆さんの真心に本当に感謝、御礼申し上げます。有難うございました。合掌

私のお土産は、魚好きな母に、お寿司と刺身とみかん。

勿論、糖尿病の母に許可もなく食べさせる訳にはいかず、言付けて夕食にお願いしました。有り難いことにご飯の代わり、主食の代わりにお寿司、刺身食後にみかん。母喜んでいました。感謝。

母はずっーと喋り続けて、

父との馴れ初め

母が食堂で働いていた時、お客で来た父。20円足らず、時計を置いていくと言ったので母が20円立て替えてあげたのがきっかけ

13歳年上の父に「おじさん、おじさん」と言っていたのに

お金を返しに来た時映画に誘われて

「奥さん、子供がいる人と映画見に行かない」と言ったけど

その時見た映画が「東京午前三時」であなたを待てば雨が降ると歌い出し、懐かしく思い出して楽しそうでした。

映画館を出るとそのままタクシーで父の家へ

待っていたのは、たくさんの料理と義母「見ての通り、母一人子一人の二人家族です」と、祖母

伯母曰く「(中国で生まれ育った)弟は終戦後帰国したら結婚しようと約束していた女性がいたのですが、彼女は帰国後直ぐに熊本で結婚。それから何度お見合いさせても結婚する意思がない弟は嫌われることばかりしてお見合いを断るばかり。政子さんを嫁にもらってきて欲しいと初めて頼まれました」と。

父の給料が2万円、花嫁衣装が7千円、近所の方が踊りを披露したり、どんちゃん騒ぎして、あの狭い家に何人もごろ寝した事

その2日後に蒲池家から嫁いだ祖母が亡くなった事

蒲池家は家柄が良かったからお正月は歌会があった事

蓮の花の夜露をとってきて墨をすったこと。

何故?と尋ねると字が上手になると昔から言われている事など

たくさんたくさん話してくれました

生きている内にたくさんの思い出、私の心の宝物増やしたいと思います。

実は母の部屋にはカメラが設置されていていつでも様子を見ることが出来ます。本人には伝えていませんが、とても幸せな時間

私って本当に母が大好きなんだなぁーと至福の時間です(^^)

今日は寺とも信者さんから太宰府天満宮の写真が届きました。母と一緒に感動

母「太宰府天満構懐かしい。いつも梅ヶ枝餅10個買って帰っていたよ」と。

楽しい時間を有難うございました♪

心より感謝申し上げます。 

みなさんはどんな一日でしたか?明日も良きにで有りますように、お祈り申し上げます。合掌

お札、御守 – 篠栗四国霊場 八十五番 郷ノ原観音 祖聖大寺(そしょうだいじ)

私が伝えたいこと

何故生まれて来たのか?
これが分かれば生き方が変わる
お経の意味も遍路の意味も同じこと
私達が目指すもの
真言密教を開かられたお大師さまの思い

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