祈願祭、不動護摩厳修

NHKのあさイチで「篠栗の母」と紹介された坊守、真誠(僧名)です。

さて、今日は祈願祭。

福岡は緊急事態宣言中の為皆さんは不参加、寺内僧侶のみで厳修しました。

(不動)護摩とは私達の煩悩を火の力で浄化して祈願成就を願う修法です。

ご祈願お申し込みの方、しっかり浄化されましたので、心を乱すことなく穏やかに仏道を歩んでくださいね。

何故なら祈願成就は三力が必要と言われます。

三力とは、行者の修行の力と仏様の慈悲の力と祈願者の仏性の力がひとつになった時祈願成就されるということです。

真言宗のお経、最後の回向文。

「願わくば この功徳をもって普く一切に及ぼし 我らと衆生と皆共に仏道を成ぜん」

お大師さまが教えてくださった、この功徳とはお経は全てを浄化する!

真言宗の在家勤行は、即身成仏、密厳国土を目指しますと読経しています。

お大師さまが私達に求めた生き方ですね。

人間には108の煩悩があります。除夜の鐘が108回打たれる理由ですね。

鐘の音で浄化して新しき年を迎える年末の儀式。

どうぞ、常に心を整えて浄化して穏やかに健やかにお過ごしください。

皆様のご多幸と国家安泰、世界平和、コロナ終息を寺内一同蔭ながら祈念しています。合掌

PS、そんな中、法要始まってお一人参加。

人の気配、戸を開けられたのですが中々入って来られないので、手でどうぞの合図。

法要終了後、言われたセリフ。

「ビックリしました。戸を開けたら観音様がお祈りしていたから」と。

私が観音様に見えたらしい(^^)

笑っちゃいました(^^) 合掌

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