祈願祭に思う

NHKのあさイチで「篠栗の母」と紹介された坊守、真誠(僧名)です。
「折角親子になったのに」そんな言葉を伝えたい人がどれだけたくさんいるでしょうか?
あと何年一緒に共有出来る時間を持てるでしょうか?
あなたは老いる人ことを知っていますか? 10年後,20年後、30年後の自分の姿を想像出来ますか?
孤独死のニュースをよく耳にしますが、自分が死んだ時の状況を想像してみてください。あなたはどんな状況を想像をしましたか?きっと家族に看取られ有難うと最後の感謝の言葉を伝えてあの世に旅立つ想像だと思います。
今から死を意識した生きていくと、生き方が変わると思いますよ。元気で長生き出来るとは限らないのです、病気や怪我、職場の倒産、解雇、お金に困るなんて事も無いとは限らないのです。今の当たり前がとても幸せなことであることに感謝して出会った縁を大切に生きていくと自ずから幸せが舞い込んできます。
明日は祈願祭、ご祈願のお申し込みを見て思うこと親って凄いなぁ〜自分の祈願よりも子供の幸せを願って健康、就職、良縁 • • •と祈願。子供から見たら親なんて口うるさい存在かもしれませんが、この世で一番子供のことを心配しているのは親だと思いますし、一番愛してくれているのも親だと思います。どうぞ、親子仲良く楽しくお過ごしください。合掌

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