感謝の言葉は苦しみを乗り越えていく力

NHKのあさイチで「篠栗の母」と紹介された坊守、真誠(僧名)です。

本日19時過ぎ、先日から紹介していますブログ「付き添い」の信者さんから「母が亡くなりました。ひとりじゃないこと実感しました。支えてくださってありがとうございます。へこたれたら活を入れてください」とご報告と御礼の電話でした。

電話終えてすぐに本堂へ行き、線香を供え読経いたしました。

その後届いたLINEです。
「こんんばんは 先程は電話で有難うございました。
寂しくなりましたが、母が穏やかに亡くなって安心致しました。
「お母さん」と声を掛けたら「は~い」と返事してくれるのではないかと思う位、穏やかに眠っています。
弟と「お母さんありがとう」と何度も言うことが出来ました。

坊守様にいつも励まして頂き、こんなに心穏やかに母を見送る事が出来るとは思いませんでした。私にも繫がっている人がいると、嬉しく思います。勝手に坊守様の身内のような気持ちにさせて頂いております。
(迷惑かもかも)
迷惑でもこれからも長く宜しくお願い致します!」と。

12月24日、危篤の連絡が入り持ち直してくれたお母さん、頑張ってくださいました。
そして「今が一番幸せだよ」
「ありがとね あんたがいてくれて良かった」と素敵な言葉を娘に残してくださいました。

夫を亡くし、1年と4ヶ月後には母親との別れ!
信者さんの気持ちを考えると涙が出てきますが、母親からいただいた感謝の言葉はこれからの悲しみを乗り越えていく力になります。肉体はなくなりましたが魂はなくなりません。これから守護霊となって信者さんを見守ってくださると思います。

昨年2月にお大師さまからいただいたお言葉「お経は全てを浄化する!」
どうぞ、読経して故人のいろんな思いを浄化して極楽浄土へとお導き下さい。合掌

PS、夕方、80才の信者さんから電話が入る。
「昨日、母が出てくる夢を見たんです。私の名前を呼んで、ビックリして目が覚めたんです。何かあるんですかね~」と。
私「お母さんの命日はいつですか?」
信者さん「2月の8日です」
私「祥月命日ですね。年忌だったのではないですか?調べてみてください」と。

亡くなった仏様は、年忌法要を楽しみに待っています。
どうぞ、忘れることなく心を込めて年忌法要、家族みんなでとりおこなってください。合掌

 

 

 

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