毎日感謝の日々です

NHKのあさイチで「篠栗の母」と、紹介された坊守、真誠(僧名)です。

今日も楽しい一日でした。
朝、滝行の方がお越しくださっていたので、息子に花を買いに行ってもらったのですが、買ってきた花が余りにも傷んでいたので交換に行ってきました。レジに並ぶと前の方がレジを済ませ振り返った習慣「えっ~」と声を上げるので、ビックリしてよくよく見ると、先日「仕事が見つかりました」メールをくださった信者さんでした。
なので、レジを済ませ、就職祝いに葡萄をプレゼントしてお仕事頑張ってください!とアドバイス。
そして最後に信者さんが言った言葉「夢を見たんです。坊守さんが出てきて、今度ゆっくりお話しするからと言われたんです。だからビックリしました」と。息子が傷んだ花を買ってきた理由は信者さんと出会うためだったのですね。全ては必然。またまた確信しました。

さて、朝一の滝行参加の方。お不動様が今までよく頑張った、と喜んで出迎えてくださっていると感じました。
滝行終了後、住職さんが来られるまでその旨お伝えしました。ところが住職さんが来ない!なのでこれからの事アドバイスさせていただきました。きっと心に希望を持ってくださったと思います。住職さんはというと参拝者の方から質問があったらしく答えていたそうです。これもご縁でしょうね。

その後、住職さんは檀家参りへ。そこへ再会の約束をしていました最近手術をされた信仰友達が問答?にご来山。
18時30分までお喋りに夢中でした。
私達の会話
Sさん「そんなに頑張らなくていいんですよ。もっと肩の力を抜いた方がいいんですよ。120%の力で頑張っているでしょう」
私「そんな120%なんて、そんなに頑張っていないですよ」
Sさん「だって目の前の人、全員救いたいと思っているでしょう」
私「それは、当然ですよ。それでも救えないんですから」と,会話しながら、何故私のことから話が始まるの?慈悲の話からでしょう?と思う私がいました。そしてSさん「私は家族のことを願った最後に坊守さんのこと毎日祈っています」
私「え~、まだ祈ってくれているのですか?」
Sさん「当たり前ですよ」と。有り難いことです。
そして、「覚えていますか?私の念珠が切れたとき、坊守さんは私に念珠をくださいました。その時坊守さんが私に言った言葉」
私「もう十年以上のお付き合いで、Sさんには沢山アドバイスをさせていただきましたから、どの部分のどんな話だったか?分かりません」
Sさん「そうですよね。これから人のために祈りなさい。自分のことは祈らなくても祈りの功徳が結果、自分に戻ってくるのですから!そう言われて自分のことは祈っていませんよ」と。だから私のことを毎日祈ってくださっているのですね。感謝。有り難いことです。
あっという間に時間は流れ、18時半。我の強い二人の会話は平行線でしたが、途中反論しなくなった。多分、この会話かな?
Sさん「自業自得ですよ」
私「それはそうかもしれないけど、苦しむ人の姿はみたくないし、不幸になると分かっていて放っておけない」と詰まらせた言葉に反論しなかった。
きっと慈悲とは?少し分かってくださったのではないか?と思います。またまた再会が楽しみです。

その後、境内後片付け。夕食は9時前でした。

今日は、お彼岸供養のお申し込みと徳島よりすだちが届きましたので少し送らせていただきますと信者さんから届いた荷物の中に私宛の手紙が入っていました。
坊守さま
いつもお世話になりましてありがとうございます。
先日、坊守さまの言葉に救われました。
私は、また同じことを繰り返すところでしたが、坊守さまの「・・・・・」の言葉がふと浮かび助けていただきました。
・・・・・・・坊守さま本当にありがとうございました。これからも何卒宜しくお願いいたします。」と。

お手紙読んだとき、涙が溢れそうでした。皆さんの思いが分かるからです。
人は誰でも平等に愛されたい!
私の言葉を思いだして家族の輪を取り持った信者さん。これから流れが変わっていきますね。
みんな一緒に笑顔の花が咲きます。そこには無償の愛、慈悲という温かい光が指してくるのです。

明日お電話させていただきます。嬉しいお手紙ありがとうございました。合掌

PS、昨日は熊本から梨が届き、数日前は鹿児島から梨と葡萄が届き、毎日感謝の日々です。合掌

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です