女性部篠栗遍路と祈願祭無事厳修

 

NHKのあさイチで「篠栗の母」と紹介された坊守、真誠です。

さて、昨日はお彼岸の納めでしたが、皆さん自分見つめ、彼岸(悟りの岸)へ到達しましたか?
私はというと、3月6日の毎日新聞に祖聖大寺愛染堂が紹介され、毎日参拝者が訪れるものだから、慌てて草取り。
住職さんは彼岸中の為お留守。なので留守番と草取りで私はヘトヘトで自分見つめどころではなかった。といったところでしょうか。ですが、分かったこともあります。体力の限界もう若くないなぁ~。何といっても来年は還暦ですからね。そんな事を思いながら今年満59歳(数えの60歳)は私の人生の喜びや幸せ、苦しみ悲しみ不安の中から学んだ幸せになるための生き方の集大成の一年ではないか。そして来年、還暦(60年に一度の生まれたときと同じ暦に還る年)は悟りの岸にたどり着いた涅槃の世界のスタートではないか。昔は人生50年と言われていましたが、来年還暦を迎えられることは幸せなことで有り、いつでもお迎えが来て良いようにこの世に極楽浄土を創りたいと思いました。

さて、21日女性部篠栗遍路はコロナの件で悩みに悩みましたが、一年で一番有り難いお大師さまのご縁日でしたので若杉山奥の院護摩法要に8名で参加してきました。皆さんからいただいた新型コロナウイルス終息祈願もお願いしてきました。領収書です。奥の院、お大師さまご縁の霊水です。しっかりいただいて健康間違いなしですね。笑い奥の院に咲いていたシャクナゲです。やはり温暖化でしょうか?早い開花ですね。

女性部遍路、悩みましたがとても爽やかな気持ちで終えることが出来ました。
お遍路にご参加くださいました皆さん「皆さんが背中を押してくださるので、私も勇気を持って行動することが出来ました。有難うございました」そして、義母様の49日が過ぎたばかりの信者さん、三度目の休憩(新仏様を背負って上るのでとても体が重いのです)の時に「後ろで両親が笑っている感じがします」の言葉にとても嬉しく思いました。その後先に行っていた信者さんから「余りに遅いので道に迷ったんじゃないかと心配しました」と、三度の休憩あり得ないことだからですね。それくらい新仏様を背負っての上ることは大変だということ、改めて感じました。

また、新型コロナウイルス感染予防のため参加ご遠慮いただきました22日の祈願祭は無事厳修いたしました。
普段は裏方ばかりで法要に参加しませんが、今回は住職、息子、信者さん一名とご一緒させていただきました。
そして感じたことは、新型肺炎だけでなく、まだまだ自然災害が起こり人々は祈りの境地に至るのではないか?でした。
先日、僧侶は昔の僧侶に戻りなさい!とお大師さまが言われているように思うと書きましたが、人々もまた私達の祖先が太陽や大自然に感謝して祈り生きてきたように人々も昔のように祈りの生活に戻りなさいということではないか?そんな気がした祈願祭でした。

そして、本日住職さんが新型コロナウイルス終息祈願に東長寺へ行ってまいりました。
私が行くはずでしたが、どうしても自分が行くといわれるのでお願いしました。28日の護摩法要でご祈願していただけます。
⒔名の方からいただきました新型コロナウイルス終息祈願は、当山で7座の護摩祈祷、そして21日若杉山奥の院法要で祈願、28日東長寺法要で祈願、本山高野山真言宗金剛峯寺に30000円祈祷料を納めご祈願をさせていただきました。本山から領収書が届きましたらご報告いたします。皆さまに心から感謝申し上げます。合掌

 

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