NHKのあさイチで「篠栗の母」と紹介された坊守、真誠です。
春ですね。ふきのとうが嬉しい春を告げてくれます。
三つ見つけました。早速天ぷらにしていただきました。少々苦いのですが、これがまた良いんですよね。
さて、これから楽しい春。皆さんはどんな春を迎えますか?
コロナウイルスでそれどころではない!これが本音でしょうか。
我が家も6日に北海道の方6名が滝行に参加予定でしたがキャンセルになりました。
これから、身近にコロナウイルスの影響を感じるのでしょうね。
皆さんもお気を付けください。心よりお祈り申し上げます。身玉入れ
さて、今日の毎日新聞の仲畑流万能川柳に「戒名は原価はないから丸儲け」とありました。
みなさんはこの川柳を詠んでどう思いますか?
確かに原価は入りませんが、お位牌に文字を書いただけではただの板切れです。
僧侶はその板切れに開眼供養をして御霊を入れるのです。
その為には、仏教、密教を学ぶために高野山大学を卒業したり、大学に行っただけでは僧侶にはなれません。
厳しい修行、前行、100日間加行を受け、受戒や伝法灌頂、その他勉強会、お衣代・・・。その為に何度交通費を使って高野山に上ったでしょう?
また、伝法灌頂終わってホッとしたと思ったら納めなければならない上納金は半端じゃないですからね。
また、高額な戒名の付け方の本、仏具代、戒名を書くためには習字も習い・・・・と、目には見えない時間とお金がかかっています。
物事のうわべだけ見る人は、人として優しさや思いやりが足らす人間関係でつまずく事が多いと思います。
そこに至るまでの過程をしっかり見つめ、自分も人に対しても優しくなれたら良いですね。
人は人に優しくされて人になっていくと思います。
宇宙の真理、慈悲こそ繁栄の道を歩んでいくのです。
きっと川柳を書かれた方は高額な戒名料を請求されたのでしょうね。僧侶もまた人に優しくならなければならないのでしょうね。合掌
追伸、コロナウイルス終息祈願は只今5名です。10名になりましたら7日間の護摩祈祷に入ります。宜しくお願い申し上げます。合掌