12年間続けた水行

NHKのあさイチで「篠栗の母」と紹介された祖聖大寺坊守(そしょうだいじぼうもり)真誠(僧名)です。

12年前の今日、大阪の石鎚神社の先生とその師匠さんが来られて

私「神仏との約束を破ったらバチが当たって階段踏み外して痛めた捻挫は一年悪かった。その時五剣の滝のお不動さんの縄が白蛇さんでグタッとして今にも死にそうにだったんです」

師匠さん「それは夢ですか?」

私「いいえ、お参りしていたら見せられました」

師匠さん「貴女、結婚して何年?」

私「明日で25年でーす」

師匠さん「時期が来たね、行をしなさい」と言われ、よくよく考えると末っ子の副住職が社会人になる年。そしてこの言葉は私の師匠の言葉を思い出すことになりました。

師匠「年ちゃん、祖聖大寺にお嫁に行かんね?」

私「私はどこかの尼寺に入りたい!信仰の力で運命を変える事が出来るならこんな素晴らしい事はないです。皆さんを救っていきたいです」

師匠「女性は一度子供を抱きなさい。そうでなければ何も分からないし、誰も救えない!それからでも遅くない」と言われて住職さんとお付き合い。

住職さんはとても明るく楽しい方、私とは全く正反対の性格。皆さんご存知とは思いますが(^^)そして結婚

「時期が来たね!」と師匠の「それからでも遅くない!」の言葉、そしてこうして無事に子育て終えることができたのも皆さんのお蔭。これから皆さんへ恩返しの為に生きようと私は3月1日から毎朝浴室での水行を始めた。何故なら、私が祖聖大寺にお嫁に来た時、住職さんから「僧侶は二人いらない!あくまでもあなたは坊守ですから行は禁止です」と言われていましたので住職さんに入れてもらう事は出来ず!

こうして始まった水行は60歳までと決めていましたが、信者さんから「僕はもうやめましたが坊守さんは皆さんの為にまだ頑張らないといけないでしょう」と言われ頑張っていましたが今月いっぱいで終了します。

今冬、水行すると頭が痛くなり血圧が上昇。水行終了後、血圧は160ー90。それだけならまだ良かったのですが、入浴後、血圧が上がってフラフラしたり。心臓ならアッサリあの世に行けますが、頭は運が悪ければ寝付いて家族に迷惑を掛けるのでこれ以上は限界のようです。

今月末は28日、お不動様の御縁日。最後のお行は住職さんと五剣の滝に入って水行は終了します。他の方法でお行は続けますね(^^)

という事で12年間続けた水行のご報告でした。合掌

私が伝えたいこと
何故生まれて来たのか?
これが分かれば生き方が変わる
お経の意味も遍路の意味も同じこと
私達が目指すもの
真言密教を開かられたお大師さまの思い

2件のコメント

    • 真誠

      H智子さんへ
      いつもご心配お掛けして申し訳ございません。
      これでご安心いただけますね♡
      これからは違った形で修行続けます。
      引き続き応援よろしくお願いいたします。合掌

      返信

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