私の大失敗!ご報告

NHKのあさイチで「篠栗の母」と紹介された坊守、真誠(僧名)です。

先日の「この世に極楽浄土(密厳国土)を目指して」のブログ❣️にラインが届く。

「坊守様
やっと意味が解りました。もっと心磨かないと」と。

ご縁をいただいてもうすぐ2年。
お喋りして色々お伝えしていますが、お大師さまの思い、魂に届くのに時間がかかりますね(笑)とはいえ早い方の信者さんでした。

私のブログを見ているだけの方にどれだけ伝わっているのでしょうか?
なんか良い事書いているね。
面白いこと書いているね。
いろんな人がいるね。
と、こんな感じで私の真意届いているのかな?と疑問?

よく言われるのが、そんな事出来ません!
何故我慢しないといけないの?
皆さん、ここから始まりますが、向上心を持てば人の心は変わっていきますね。
優しくなれるのです。

さて、今日は昭和18年2月21日先々代住職、石橋香岳法師80歳の祥月命日。
遍路はコロナ禍中止でしたので,
昨日若杉山の奥の院にてご供養お願いしてきました。

凍った手水鉢、若杉山は寒かった。

その日は信者さんのお母様の一周忌、祥月命日でしたのでお誘いして、2台の車で若杉山へ。
駐車場から奥の院目指して約20分ほど歩きますが、道が凍りついて滑る?と思っていたらスニーカーの裏底が摩耗して滑るでした。
何度も信者さんから大丈夫ですか?と心配され(><)
あ〜昔は信者さんを心配していたのに、今では信者さんに心配される!情けないなぁ〜!年をとったなぁ〜と実感(苦笑い)そんな奥の院参拝でした(笑)

さて、今日は供物を供え家族でご供養。
ふと、80年前の今日を振り返りました。
先代住職が生前、私に話してくれた葬儀。
今よりも寒く暖房もない時代。戦争の真っ只中。
村人は集まり、故人を偲び、儀式の飾りを作る人、棺桶を作る人、墓を掘る人、故人との最後の食事おときを作る人。
みんなで力を合わせて見送る準備をして、儀式が終われば最後に右に左に棺桶を回し、故人が使っていた茶碗を玄関先で割ってみんなで墓場へ向かう!

先代住職が生前、私に話してくれた葬儀。
今は葬儀屋さんにお任せ。家族葬、直葬、散骨。時代は変わりました。

そして先代住職も亡くなり次は私達の番ですね。
いつ死んでも良いように後悔のない日々を生きていきたいですね。

今日、息子の就職に当たり車を購入したので車のお祓いをお願いしますとご依頼。
あの可愛かった子供達がもう社会人。
毎日老いを感じる日々です(笑)

さてさて、私の大失敗ご報告。
昨日奥の院を下りて「私はこれから明日のお花を買いに久山まで行きますけど、お寺に行って住職さんにお祓いしてもらいますか?」に一緒に着いて行きます。
でしたので、審神者神社に行きますか?から始まった話は九州の伊勢、伊野皇大神宮に行きたい!ということになり「じゃ〜ちょちょっと行きますか」と出発。

そして本殿の御前で
「何をしに来たか?」(><)一瞬間違いと思いましたが、昨日、滝行に来られた信者さんに「最近、真心の大切さ!実感しています。形ばかりのご供養は届きませんね」とお話ししたばかりなのに「ちょちょっと行きますか」と参拝しに来た私にお叱り!先日、明王様は怖い!ですが、私を思えばこそのお叱りと書きました。
またまた怒られましたが有り難いお叱り。
確定申告が終わればお詫びにまいります。

真言宗では三密=身密(印を結び、合掌も印)、口密(口に真言を唱え)、意密(心に仏を思う)によって即身成仏出来ると言われます。
まだまだ意密、心が出来ていないですね。

私の反省参考にしてください。
皆さんと共に密厳国土をつくるためにご報告でした。笑えない私を笑ってください)合掌

私が伝えたいこと
何故生まれて来たのか?
これが分かれば生き方が変わる
お経の意味も遍路の意味も同じこと
私達が目指すもの
真言密教を開かられたお大師さまの思い・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です