日々の出来事は必然、活かしていきる!

NHKのあさイチで「篠栗の母」と紹介された坊守、真誠(僧名)です。

さて、昨日は月例供養祭無事に厳修いたしました。コロナ蔓延防止中の為、お弟子さんも不参加、皆さんも不参加と思っていましたが、ご先祖様のご供養を皆さん楽しみにしているのですね。いつもと変わらない供養祭でした(笑)

法要が始まり私は皆さんと外陣にて読経。前讃を唱え始めると信者さんの方から女性の声で一緒に前讃を唱える声?

えっ、どなた?前讃を唱えたことがある方はいないはずだけど!と、不思議に思いながら女性の声に耳を澄ませていました。

きっと前世尼僧さんだった信者さん?もしくは守護霊のご先祖さまは尼僧さんだった。そんなこと思いながら読経しました(^^)

さてさて、毎日勤行後に本堂内のローソクを消しながら仏様をお参りするのですが、今日は愚かな自分に気付きました。愛染明王様は私に慈悲心が足らないと全く目を合わせてくださいません。また、もう何年も前になるですが宝剣をくださった不動明王様にある信者さんの祈願をした時「お前じゃない!下がれ!」と言われ、心のどこかで明王様は厳しい!怖い!という気持ちがあり、ふとその事に気付いた私は明王様の心とは全く反対の心でいたこと、感謝が足らない事、愛染明王様もお不動様も私を思うが故の厳しい対応、優しさ慈悲心だった事に気付き懺悔と感謝の心で始まった朝でした。

そんな思いの中、私のアドバイスを全く実践しない信者さんがご来山。

確定申告帳簿に追われている私はご挨拶だけのつもりで薄着で本堂へ行きましたら、信者さんをお加持をしていた住職さんが持つ大般若経がバラバラと落ち、私は心配の余り不動明王になってしまい寒い本堂で1時間立ち話。おまけに信者さんのマスクの紐が切れてしまう!

さて、不動明王は信者さんにどんなメッセージをおくったのでしょうか?私はアドバイスは出来ても信者さんが行動に移さないと何も始まらないのです。厳しい不動明王のお慈悲に応えて欲しいですね。蔭ながらお祈りいたします。

さて、今日は副住職(息子)に考える力、気付きの大切さの話をしました。こちらのミスで送った当山宛の未使用の切手を貼った封筒をゴミ箱に捨てていたからです。

考える力の話をすると、副住職は「考える力と経験がないことが原因なんだ!上司が部下の間違えに激怒するのではなく、良い体験をしたから次回からは気を付けるようにと指導する上司は良い上司」と経験が大切なんだと納得していました。私はあっけらかん絶句(笑)

一人で笑って喋って一人で笑って納得する!末っ子の特権?副住職が皆さんに愛される?理由ですね。

今日の出来事は全て必然!神仏のメッセージ!です。

日々の出来事から学び活かして、明るい未来のために自分磨きに精進!私と出会った皆さんも共に楽しくまいりましょう(笑)合掌

明日は4名の方が滝行。皆さん頑張りますね。合掌

私が伝えたいこと
何故生まれて来たのか?
これが分かれば生き方が変わる

お経の意味も遍路の意味も同じこと

私達が目指すもの

真言密教を開かられたお大師さまの思い・・・

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