第53回女性部篠栗お掃除遍路ご報告

NHKのあさイチで「篠栗の母」篠栗の母と紹介された坊守坊守、真誠(僧名)です。

ご報告大変遅くなりましたが、3月20日お彼岸の中日に第53回女性部篠栗お掃除遍路、三ヶ月振りに再開いたしました。
天気予報は雨でしたが、一度傘を差しただけで寒くもなく信者さんが「お遍路で始めて桜が咲いていますね」と桜を楽しみながらの遍路でした。

39番延命寺

           19番札所 桃ですね。

3人でのんびり楽しみながらのお遍路、昼食は鳴渕ダムのベンチに腰掛けてのどかな時間。

午前中参拝したお札所のご本山様は全てお薬師さま。信者さんが「篠栗はお薬師さまが多いですね」
私「人は病気して始めて神仏にすがる、お薬師さまは病気に御利益有りますからね」とこんな話をして次のお札所での出来事。

84番札所について車を下りた信者さんは持っていたお賽銭を落としてしまった。拾い集めるのにかなりの時間がかかったので殆ど落としたのかな?お賽銭殆どここに落とさなければならないよね~と思いながらもそうはいかなし・・・84番お札所のご本尊様はどなたかしら?そう思って車を移動。
ご本尊さまが千手観音様でしたので多めのお賽銭をお供えするようお願いして「千手観音様は沢山のご先祖さまを救済してくださいますよ。〇〇さんは自分の身近なご先祖様の供養しかしていないのではないですか?先日、嫁ぎ先と実家と旦那様のお墓参りに行かれたでしょう。今日は皆さん一緒に着いてきていますよ。しかもお彼岸中日ですから喜んで着いてきています」とお話しして読経。
読経終了後、信者さんはお納経へ、私は車へ。
戻ってきたお賽銭を落とした信者さんが「お納経押し間違えました」と言われたのであれ、あれ、私のメッセージがまだ届いていないと思い「ご主人様のご両親の命日はいつですか?両家の祖父母の命日はいつですか?両家の祖父母だけで何人のご先祖様がいらっしゃいますか?」の質問に答えられませんでした。両家の父母4名、祖父母様8名、そして命日供養、特に年忌供養は楽しみに待っています。命日は覚えていてあげたいですね。

お遍路、また日々の生活の中でハプニング、何気ない出来事に小さなメッセージがあること気付いてくださいね。
今日もご先祖様の思い、ご供養の大切さ実感した遍路になりました。

こうして4時過ぎにはお寺に戻り茶話会。久し振りの楽しいお遍路でした。
次回は4月良い季節です。新たな出会いも有りそうな?そんな予感に心ときめいています。
皆さんとご先祖様とご縁を楽しみにしています。合掌

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です