烏天狗

NHKのあさイチで「篠栗の母」と紹介された坊守、真誠(僧名)です。

今日は、先日のブログ紹介した病気祈願の方から電話が入る。その時の会話です。
信者さん「ブログ拝見いたしました。ご祈願してくださいましてありがとうございます」
私  「烏天狗はご先祖様と繋がると思いますよ」
信者さん「実は、私の実家がある〇〇市は烏天狗で有名なところなんです」と、ビックリしていました。

さて、烏天狗さんは私達に何を伝えたかったのでしょうか?
あの太刀はどんな意味があるのでしょうか?
あの時見た映像、烏天狗さんは座って胸の前で太刀を両手で大切に持って見ている?いただいて見ている?奉納?
さてさて?信者さんの実家付近の神社仏閣、色々調べてみます。

といったところで、先日届いたLINEを思い出しました。
「ご無沙汰しております。
お聞きしたいのですが、以前綴られていたお大師様のお言葉
「これからの僧侶はしっかり修行して特別な能力を持たなければならない」の特別な能力というのはどのような意味合いが含まれているのでしょうか?」

私「こんにちは 今日あなたのことを思い出していました。
昔の僧侶は修行して神仏と一体になっていたから気付きや教えをいただいたり不思議な力を持っていました。見えない世界を感じたり、勿論○○も見えていました。
なので、僧侶に人を超えた力が備わっていることを人々は知っていたし信じて僧侶を敬い仏教の教えに耳を傾けて信仰心を持っていました。戦前までは!
宗教離れの戦後、法話や言葉だけではなかなか人々は仏教の教えに耳を傾けてはくれません。だからお大師さまはしっかり修行して特別な能力を持ちなさいと助言されたと思います。
あなたが私と出会ったのも意味があると思います。あなたの長所、感性豊かで思いやりがあり人の痛みがわかる方。だからこそ慈愛に満ちた祈りが出来る僧侶になれると思います。その為にもしっかり修行して魅力ある、力のある僧侶になってください。合掌」と。

大師様は「お寺が山の中にあるのは大宇宙、大自然の清浄なエネルギーが集まった場所だから、そこに住む僧侶はしっかり修行して特別な能力を持たなければならない」とおっしゃいました。人々を救う為に僧侶は修行しなさいと!
烏天狗さんが何を言われているのか分からない私ですが、これからも精進してまいります。合掌

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