犀の角のようにただ独り歩め

NHKのあさイチで[篠栗の母」と紹介された坊守、真誠(僧名)です。

早いもので令和3年明けて明日で半月、さてさていよいよ今年の我が家の抱負「お寺の改革の年」が動き出します。
何と言っても息子の今年のおみくじは「改革の年」でした。
何か新しいことを始めるとたくさんの障害がおこります。
かなりの勇気と努力と孤独と、そして結果が伴われなければ誰も耳を傾けないのです。

結局、息子はお釈迦様のお言葉「犀の角のようにただ独り歩め」でいく。と決断しました。
http://www.otani.ac.jp/yomu_page/kotoba/nab3mq000004mtbk.html

夕勤行終えた息子が「観音様、愛染明王様、お大師さまが怒っているように思うんだけど、お母さんこのまま進んで良いのか?聞いてきて」というのでお祈りしてきました。勿論、私にはそんな力はありませんが!

そして感じたことは「元々何故改革を始めるのか?そこを忘れてお互いの言い分(今までの流れを守る保守派とこれではダメだと改革派)を通し感情的になっているのではないか?それでは両者がつぶれてどちらも奈落の底へ落ちていき、改革どころではない!
元々改革を始める理由は、人々の救済のためであり、お大師さまと同行二人のこの霊場をなくすわけにはいかない!
そこを忘れて何をそんなに心を乱しておるのか?って感じだったよ!」

に「本末転倒だよね」と息子。

さ~今年はいろいろありそうな我が家です。
ですが、私のおみくじ覚えていますか?「軒のはの 嵐の風はさわげども 春を覚ゆる 家の内かな」
一家団結の年です。

う~、楽しくなってきた。合掌

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