お大師さまの弟子として修行の旅路に

NHKのあさイチで「篠栗の母」と紹介された坊守、真誠(僧名)です。

昨夜、Kさんから届いたメールです。
「毎日、ご住職様がお祈りする時間は何時でしょうか?
コロナの終息、わたしも祈っていますが、同じ時間にできるかぎり、祈りたいと思って・・・」と。

ですが、気付いたのが遅かったので今朝返信メールをしました。

その後、忙しくEさんから8時23分に届いていたメールに気付いたのが15時13分。
Eさん「父、昨日の15:58に卒業しました。苦しまずに、生きれました。お祈りのおかげです。
私の心も、お支えいただきまして、ありがとうございました」と。

ビックリして返信メール。
「お父様幸せでした。息子に最後まで大切にしていただきました。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
〇〇さんも長い間お疲れさまでした。・・・・合掌」と。

その後、住職さんとお通夜の時間には遅れましたが、ゆっくりお参りさせていただきました。
読経中、ふわふわと心地良い、温かい光を感じさせて頂いてたので、きっとお父様、この世に思い残すことなく最後まで一生懸命頑張って生きてこれらたんだな~と思いました。
Eさんも自分が出来ること、お父様に精一杯尽くされたのでしょう。良いお顔をされていました。

素敵な親子だったんでしょうね。これから、私達に出来ること何もないかもしれませんが、仏様とご縁を結んでいただいて心の拠り所になってくれたらいいな~と思いました。

さて、昨日お知らせしました、息子に届いた葬儀の御礼状をご紹介します。と。お大師さまとご縁を結ばれて、ご家族の皆さんも心穏やかな気持ちで日々暮しが送れる様になりました。と。
家族とのお別れはとても辛いことですが、真言宗の葬儀は素晴らしいですよね。お大師さま弟子として、修行の旅に歩き始めるのですから。その修行の旅に大切なのが、故人の成仏を願うご家族や友人、知人、縁ある方々の思いですね。

自分があの世に旅だったときに、自分のためにどれだけの人が成仏を願い読経してくれるでしょうか?
それは、生きているときにどれだけの人に思いやり慈しみの心で生きてきたか?と比例するのでしょうね。
人が喜ぶことを少しでも見つけて日々楽しく生きていきたいですね。
今日は、昨日信者さんから手作りマスクを分けて頂きましたので、山口からお越しくださった信者さんにお接待させて頂きました。コロナ感染しないよう願いを込めて。合掌

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です