女性部から篠栗霊場37番と38番に仏具を奉納

NHKのあさイチで「篠栗の母」と紹介された坊守、真誠です。

今日21日は初大師さまのご縁日でした。

さて、昨日高野山真言宗の「三信条」をご紹介しましたが、今日はほのぼのとしたメールが届きました。
「こんにちは。・・・・先日、主人の実家からみかんを頂いたので御礼にお肉を送りました。
また、お店を予約して、実家の家族と私達夫婦で食事会をしようと考えてます。
自分が出来る親孝行少しずつしていく事にします。
あまり頑張りすぎると続かなくなりそうなので、少しずつ継続できるようにしていきます。
アドバイスありがとうございました」と。

三信条の中の四恩ですね。
四恩とは父母の恩、国家の恩、衆生の恩、三宝(仏様、仏様が説かれた法、仏様の法を共に行い伝える良き僧、良き仲間)の恩。
父母の恩、親孝行出来る喜び、幸せを感じるための大切な時間です。
因果必然、行動=結果 良きことをすれば良きことが帰ってくる。親孝行すれば子供から親孝行してもらえる。
勿論、見返りを求めた親孝行は見返りを求めた親孝行しかしてもらえません。
全ては真心、無償の愛です。無償の愛とは大宇宙、大自然の真理です。
生きるとは大宇宙、大自然の真理そのものです。
どうぞ、三信条を信じて実践して生きてください。充実した幸せな人生を送ることが出来るから。

さて、今日は篠栗霊場37番札所に木魚の奉納、38番札所に経机の上に置く金襴の布とガラスを女性部から奉納してきました。写真を撮り忘れましたので後日掲載します。女性部の皆さん、ここにご報告いたします。
帰宅して境内参拝、そして最後に大師堂参拝。
お大師さまから感じたこと。
お掃除遍路それによって御札所の堂守さん達の意識の向上(最近は掃除をする方が珍しいほど綺麗です)に貢献していることを喜んでくださっていると感じ、これもこんな私に皆さんが付いてきてくださるお蔭です。皆さんが参加してくださるから篠栗遍路も本四国遍路も行けます。有り難いことですと感謝の心をお伝えしました。そして涙、涙。
改めまして「先日8番お札所のお不動様からここにおるものは皆不動(人助けをする者)であろう。足並みが揃っていないと言われた、三宝の仏様の法を共に行い伝える良き仲間、良き友の女性部の皆さん、こんな私に付いてきてくださって有難うございます。心より感謝申し上げます。」合掌
覚書 38番札所に龍神の滝があります。私がお札所の方とお話ししている間に息子がお参りしてきたらしく「お母さん、凄い立派な八代竜王様が祀られているから行こう」というので「念珠も持ってきていないし、粗相をしてはいけないから今日は遠慮する」というのですが、どうしても行こうというので行ってみると、倶利伽羅不動(倶利伽羅竜王)様でした。前に立つと凄いパワー。読経終わると「お母さん、凄いでしょ!凄いでしょ!」と何度も繰り返し言うので「凄いの分かる?」と尋ねると「分かる!分かる!」ですって。頼もしい息子でした。合掌

 

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