全てのお慈悲は大日如来

最近「僧侶は命がけです!」と、こんな話をした私ですが、毎朝の水行(浴室にて)で血圧が上がります。おまけに頭が痛い!心臓だけでなく血圧まで上がるとは年をとったものだな~と、しみじみと思います。
昨日の好きのエネルギー、良く仏様が好きだから僧侶になりたいと言われる方がいますが、僧侶は仏様が好きだからなるものではないと思っています。自分の命も惜しまず仏様のお使いとして救済行したいか?ではないでしょうか!

さて、お弟子さん!
得度とは再度調べてみました。コトバンクより
得度とは救う,度を渡る,すなわち迷いの世界から悟りの彼岸に渡る意味と,悟りを得るといった意味。
悟りの世界に渡って救済行!ということですね。明日でお彼岸も終わりますがしっかり僧侶として精進してくださいね。私も頑張ります。

今日夕勤行の時、若杉山奥の院で皆さんがお大師様のお慈悲に包まれていたときの光景を思い出しながらご宝号を唱えていると、ご本尊様と私の間に急に何かか膨張してきてビックリ!何と大きな美しい大日如来様でした。
きっと全てのお慈悲は大日如来!と教えてくださったのでしょうね。
今思うとあの大日如来様は、高野山大師教会中講堂と小講堂に祀られている大日如来様のお姿?だったのでは?と思います。今日も嬉しい有り難い一日でした。

また、夕方お参りの方が「覚えていますか?前回お話ししてくださって前向きになりました。あれからお墓参りも行ってきました。今日は父の月命日なので来ました。これから時々お参りさせてください」と、嬉しいお言葉をいただきました。
皆さんが明るく前向きになってくれることは何より嬉しいことですね。
今日引っ越しをされている信者さん、明日から再スタートする信者さん、皆さん頑張っています。私も頑張ります。合掌

 

2件のコメント

  1. 妙香

    坊守さま

    こんにちは。毎日お忙しくお過ごしでおられるお姿に、いつもまだまだ足らないことを思い知らされておりますが、ここにまた大切な教えを頂きありがとうございます。まだまだ、救済行どころか自分自身のこともままなりませんが、何事も背伸びして一足飛びにはいかないものと、一歩ずつ確実に進んで参りたいと思います。
    これからも、どうぞご指導くださいますようお願いいたします。

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    • 真誠

      妙香さま
      コメント有難うございます。仕事と僧侶の道、両立は大変ですね。ですが日々の生活そのものが修行です。生きるとは?悟りの道菩提心とはどんな生き方なのか?日々の生活に学びがあること受け止めてしっかり修行してください。私もまだまだ悟りの道は遠いです。共に切磋琢磨しながら磨き会いましょう。合掌

      返信

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