平成最後の日に思う

今日は4月30日、母が7歳の時に亡くなった父、大隈寅男さんの70回忌。母から当山でご供養をしてほしいというので霊供膳を供え法要を行い、私は息子と城島町にある大隈家のお墓参りに行ってきました。        ご先祖様も近くにお祀りされているお大師様も喜んでくださっていると思えたので何より嬉しく思いました。道中高速道路は事故のため渋滞していましたが、何とか5時の天皇陛下最後のお言葉に間に合いました。      「正座をして天皇陛下のお言葉を聞くんだよ!」と、息子。その後氏神様にお参りに行っていました。あらまぁっ感心。
天皇陛下最後のお言葉                                                                「・・・即位から30年、これまでの天皇としての務めを、国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは、幸せなことでした。象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します。                       明日から始まる新しい令和の時代が、平和で実り多くあることを、皇后と共に心から願い、ここにわが国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります。」と。
天皇陛下のお人柄が伝わりとても幸せな気持ちになりました。                              天皇陛下は毎日祖先の為と国の為と国民の為に平和を願い神々にお祈りくださっています。皆さんそのことをご存じでしたでしょうか?三種の神器を受け継がれた徳仁(なるひと)天皇陛下も平和を願いお祈りくださいます。二千年以上受け継がれてきた天皇様の毎日のお祈り。天皇様と共に神の国日本であること、祈りの国日本でありこと国民の皆さんがもっと意識してくださったら、令和の時代は平和で素晴らしき時代になるのではないでしょうか?
最近、神も仏もいない!と思っている方が多いように思います。また、死んだら何もない、葬儀もしない、散骨するなど先祖代々受け継がれた儀式も忘れ去られていきそうです。先祖代々受け継がれてきた儀式が次の世代にバトンタッチされることなく消えてなくなる危機。日本の儀式を伝えてもらえず育つ世代。私たちは先祖代々受け継がれてきた日本の儀式を次の世代に繋げていく義務があるのではないでしょうか?そんなことを天皇様の最後のお言葉を賜り、令和の時代を迎えるにあたって考える私です。
平和で豊かな平成時代から学んだこと伝えたいこと、昔から受け継がれてきた日本の素晴らしさのどちらも大切にして令和の時代を皆さんと共に幸せに過ごせますこと、これからも祈り続けたいと思います。
合掌
新緑が美しい

 

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