研修会「御大師様の死生観」 H30.2.8

*長男、無事に伝法灌頂終える

遅くなりましたが、「跡取りをしない!」と、言っていた長男のご報告。
12月5日無事に伝法灌頂終え、阿闍梨となりました。
そして、昨日当山納め供養祭にて初披露。

長男が僧侶になった理由、皆さん覚えていますか?
昨年、4月6日長男の部屋の前の道路で観光バスの運転手さんが亡くなって、
「おじさんの供養のために四国遍路に行ってくる」と行ったのが6月15日、偶然なのか?必然なのか?
御大師様のご生誕の日。ところが無理をして、42キロ、37キロと歩いたものだから、膝を痛め遍路断念。
その後、「おじさんのためにお経をあげてあげたい」と、僧侶になる道を歩む。
このときはまだ跡取りはしないと言っていた。
そして、 これも偶然なのか?必然なのか?4月6日おじさんの一周忌に加行を受けるため高野山へ上る。
このとき駅まで送る車中で
「お母さん、僕はおじさんのためにお経をあげてあげたいと高野山へ上るけど決してそれだけではないよね」そういって、高野山へ。
4月から7月の百日行も終え、11月4日、伝法灌頂を受けに高野山へ、そして阿闍梨さんとなり12月5日帰宅。

法要を終えた本人曰く、今日(11日)は28歳の誕生日。28歳の誕生日に初披露、初法要をさせていただく、
しかも、不動様のご縁日と同じ28、28歳だよ。と不思議だ。と。
勿論、今日は本業の作家行を頑張っていました。企画書が無事に許可されたとか?
さてさて、これから神仏はどう導いていくのでしょうか?楽しみです。先ずはご報告でした

話は変わりまして、昨日無事に納め供養祭とすす払い大掃除終わって、息子二人とお弟子さんとティータイム。
私「世の中は、みだらな男女関係が・・・父親が娘に妊娠させたニュースがあったよね」
お弟子さん「ありましたね。本当に乱れていますよね」
次男「昔のお母さんみたいだね」
私「そうだね~」
長男「家族で冗談はいいけど、第三者がいるときそんな話をしたら勘違いされてしまうよ」
お弟子さん、吹き出しながら「奥さんもそんなときがあったんだ~!と本気で聞いていました」
次男「お母さん、ごめんね」と。

冗談を冗談で返した私でしたが、
当然この私の性格だから冗談と思ってお弟子さんは聞いていると思ったのですが、
人は人の言葉を、まともに聞いているものなんだな~と、ビックリ!
もし、長男が言わなかったら、
私の若い頃はみだらな女性だったとお弟子さんは思い込んでしまうところだった。あはっ~

言葉は言霊、正しく使いたいですね。
皆さんも言葉にお気を付けください。

さて、今日は先日のご詠歌コンサート「法悦歓喜和讃」を、紹介します。

み親を知れるその日より
なぜか心はときめきて
仮の住家の憂き世にも
悦びわくを覚えたり
我が一人の旅ならず
み親は常にましまして
闇路はるかに照らしつつ
行く手をとわに守り給う
南無大師遍照金剛
南無大師遍照金剛

真言宗開祖御大師様
「有り難い」その一言です。
明日は、御誓願「八葉」をご紹介します。
お楽しみに合掌

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